韓国で広がる安倍首相の迅速対応

こんにちわ。北見尚之です。

昨日朝方、福島県沖を震源に起きた地震で韓国では安部首相の迅速な対応を称賛しうらやむ声が広がっている。
自国の朴大統領は友人の国政介入事件に絡み、危機管理能力の欠如が露呈している渦中で比較してしまう傾向が強いようだ。

地震後の災害対応システムは完璧に近いものだった」と韓国紙は指摘している。朝鮮日報も「早朝の地震でも3分で日本の官邸危機センター稼働」との見出しの記事を掲載している。
特に韓国メディアが注目したのは、アルゼンチンを訪問中の安部首相が地震発生から約1時間後に記者会見し、「対策に全力で取り組むよう指示した」と明らかにし迅速な対応を取った。
地震が少ないといわれる韓国でも9月にマグニチュード5.8の地震が起き他人事ではなくなりつつある。

また、旅客船セウォル号沈没事故時に朴大統領の動静がはっきりしない「空白の7時間」をめぐり、さまざまな臆測が飛び交い、国のトップの緊急時の対応に関心が高まっていることが背景にある。

インターネット上の掲示板では、「安部首相は地球の裏側で1時間後には会見を開いたのに、我が大統領は7時間後にやっと姿を見せて」「これでは勝負にならない」や
「我が国で地震が起きたら、安部首相に指示を受けた方が早いんじゃないか」「安部首相だったらセウォル号事故のときどうしていたかのか。」「救助率99%だったと確信する」という意見まで掲載されている。

やはり人は危機的状況に陥った時にその人の本質や能力がはっきされるようですね。

北見尚之

長時間労働強いると生産性低下させる

こんにちわ。北見尚之です。

日本では仕事が終わらなければ残業は当たり前の風習。仕事が終わっても、上司が会社にいれば無理やり残業することも。それが企業で求められる組織であり、世界に誇る「日本のマネジメント」と信じている人は多い。

昨春発足した厚生労働省の「過重労働撲滅特別対策班」はもともとは社員に過酷労働を強いる小売りなどブラック企業の監視役として誕生したが、今では日本を代表する大手企業の事務職の労働実態にもメスを入れている。

所定外労働時間の上限を形式的に減らしても、仕事のプロセスを見直さなければ、労働時間の実質的な削減は難しいものだ。
多くのケースはむしろサービス残業が増える事態になりかねない。政府は残業上限の引き下げを目指しているが、規制だけ強めても効果は期待できない。

日本の長時間労働の現状は深刻で、総務省によると「過労死ライン」とされる月80時間を超える残業をしたのは、労働者全体の8%強に当たる。働き盛りの30代男性に限ると15%超を占める。
これでは子育てや家事に携わる時間は到底確保できずこれでは少子化が進むのも当然のことだ。

長時間労働を解消するには何が必要か。
それは日本人の根底にある「仕事観」を転換する意識改革である。

伊藤忠商事では夜8時以降の残業を原則禁止とし、朝型勤務に切り替えて2年半が経過している。早朝出勤には深夜と同じ割増賃金を支払うがこの朝型勤務で割増賃金やタクシー代などが減り業績も好調になった。着実に成果を挙げているが、産業界には思ったほど広がっていない。
日本の労働生産性はこの10年ほど低迷を続けています。これも長時間労働が色濃く関係していようです。

生産性向上は政府での合言葉でもあります。生産性が高まらなければ賃上げもできないのは当然です。
自分にも心当たりは多いにありますが、まずは無駄な残業を減らすことが最初に始める対策なのでしょう。


北見尚之

横浜DeNAが初のCS進出へ

こんにちわ。北見尚之です。

プロ野球横浜DeNAが球団初となるクライマックスシリーズへの進出を決めました。

4番の筒香嘉智外野手が本塁打で40本の大台を突破しさらに打点でも100点の大台をクリアするなど今シーズンは爆発しチームの勝利に大きく貢献しました。
また若手も急成長し、不安視されていた投手陣も奮闘し勝利を重ねてきました。昨年最下位で、4年連続で下位と低迷していた球団をAクラスに導いたアレックス・ラミレス監督の手腕の評価が高まっています。

現役時代はアメリカ大リーグ後、ヤクルト、巨人、DeNAと移籍先でも活躍し、通算2000本安打を達成し名球会入りしました。
「ゲッツ」などの数々のパフォーマンスでファンからは「ラミちゃん」の愛称で人気がありました。
指導者としては、独立リーグオリックスなどの巡回コーチを除けば、未経験で未知数が大きかったが若手を積極的に起用。打順は相手投手や打線のバランスを考え、大胆に入れ替えその結果勝利に結びつけてきました。

試合後、勝敗に関わらずァンサービスを欠かさずに報道陣との会見も応じてきました。勝ち負けによって、会見をなしや都合の悪いことをしゃべらない監督が多い中で、プロの監督としてきっちり筋は通してきています。

前評判ではスポーツ紙9人の評論家全員がBクラスと予想していた。まさかDeNAがここまで活躍するとは誰も予想していなかったのでしょう。
それだけ予想は難しいということなんでしょう。だからこそ広島の優勝とともにDeNAの健闘が光るのですね。

勿論DeNA躍進にはいろんな要素があり、中畑清前監督が育ててきた若手が力をつけてきたり、高田繁GMを中心として発掘した選手の力が貢献しているのは間違いないでしょう。

ただやはり、球団をCS進出へ導き新たな歴史をつくった「ラミちゃん」の手腕は凄く正当に評価されるべき指導者ですね。


北見尚之

日本に返還。有害な電子基板含まれる金属約200トン積んだ船が返却

こんにちわ。北見尚之です。

 

約2年前に日本から輸出されタイにて処理される予定の積み荷が、電子基板などの有害な電気製品ごみが含まれるとして、タイ政府が輸入を拒否し、金属スクラップ約200tを積んだ船が日本に返却するためタイの中部レムチャバン港を出航しました。

 

返却されるのは日本の廃品業者が回収したスクラップです。

 

リサイクル目的でタイに輸出されたが、2014年8月にタイ税関の検査で鉛を含む電子基板などが混入していることが判明しました。

 

タイ政府は国境を越えた有害廃棄物の移動を防ぐ「バーゼル条約」で義務付けられている事前通告がなかったとして輸入を拒否し、日本に引き取りを要請し、日本の業者が自主的に引き取ることになった。

 

タイ初の有害廃棄物返却を記念し7月28日に開いた式典で、タイ工業省の局長は「タイと日本の協力がようやく結実した」と述べたそうです。

 

日本でも産業廃棄物処理が度々問題視されてニュースになりますが、海外にまで迷惑を掛けるとは・・・日本の恥ですね。

 

北見尚之

「家の中のセウォル号」韓国殺菌剤事件

こんにちわ。北見尚之です。


韓国で加湿器に使う殺菌剤が原因で妊産婦や新生児らが肺損傷を起こし多数の死傷者が出ていたことが2011年に発覚し、5年たった今になって検察が捜査を本格化やっとさせた。

 

死傷者は1500人を超え、韓国で近年最悪の消費者被害事件と言われ、「家の中のセウォル号事件」とも呼ばれている。

 

メーカーの一部は有害だと認識しながら販売を続け、問題発覚後に証拠を隠滅した疑いもあり、被害者側は殺人罪の適用を求めていたが、
結果、最も被害の大きかった殺菌剤を製造・販売した「オキシー・レキット・ベンキーザー」の代表が記者会見し謝罪、補償を行うと約束した。

 

さらに、同社の殺菌剤の危険性を否定する実験結果を発表していた国立ソウル大獣医学部教授を拘束された。教授は同社製品と健康被害の間の因果関係は「明確でない」とする報告書を作成し、同社はこれも根拠に責任を否定し続けた。

 

教授は同社が責任を回避できるよう実験結果を捏造した疑いがある。検察は近く逮捕状を請求する方針で収賄罪が適用される可能性があるとのこと。

 

この国民と国を長きにわたって欺くような行為と流れはとても許し難いと節に感じる。
自分たち(一部の会社や関係者)の利益のみを守る自己中心的で自分勝手なこの振る舞いをする人間の気がしれない。
日本人はそうではないと節に願ってやまない。


北見尚之

乙武洋匡氏の不倫騒動

こんにちわ。北見尚之です。

 

乙武洋匡氏の不倫騒動が波紋を広げている。

不倫問題が報道された時、ネット上では、

 

乙武、すげー!」

 

など、意外に叩くようなコメントが少なく、その過半は乙武氏の所業に「好反応」だったのである。そこに単なる不倫という以外の意味が詰め込まれており、簡単に言えば、好奇心そのもので乙武氏の不倫現場の詳細についての興味・関心だろう。

 

ネット上では、乙武氏の行為に関するありとあらゆる想像、妄想、臆測が飛び交っており、要はあの身体でどうやって性交渉をしてきたのかについて、ものすごい数の人々が興味津々なのであろう。

 

「あの身体で~」と想像することは、乙武氏のことを人間として見ていないのに近い態度だが、乙武氏自身も、あの身体を最大限有効活用して成り上がってきた立派な人間だと思う。

 

実は近年の乙武氏は「爽やか」だけで語れる人間ではなかった。
頻繁に自虐的なジョークを飛ばし、度々のご乱行なども話題になり、それこそ女好きで通っていた。

 

フジテレビ系『ワイドナショー』ではダウンタウン松本人志が、乙武氏の不倫騒動の話題になったとき「不倫について一旦置いておくならば」と前置きしたうえで「障がいを持っている男性にとっては励みになるニュース」と語っていた。

 

不倫行為そのものには言及せず、「障がいを持っている男性にとっても、『頑張ればちゃんと恋愛をできるんだ』って思った人もいるし、頑張ろうと前向きになれる人もいると思う。明るくなった人もいると思うので、そんなに悪く言ってほしくない」とコメントし、障がいを持つ人の恋愛や性について、社会が考えるきっかけになる可能性を指摘した。

 

また、障がいを持つ人に対し「我々も必要以上に気を使いすぎちゃっている」とし、「こういうことがあることで、乙武さんが番組に帰ってきたら『このドスケベ!』って頭をどつける気がするんです。変な溝を埋めていくきっかけになったらいいな」と、単なる不倫騒動ではなく、社会として考える部分があることを投げかけた。

 

それはともかく、あの身体を盾にして、結構な毒も吐く乙武氏に、私を含めて多くの人は期待するものがあったと思う。障害者が「かわいそうな人」ではなく、健常者と同じように人それぞれであるという常識を、彼ほど自然に、且つ説得力を持たせて広めてきた人間はいないと思う。

 

北見尚之