ずさんな韓国の食品事情

こんにちわ。北見尚之です。

いま卵から殺虫剤成分が検出された問題に揺れる韓国で、異物や雑菌が混入した食品の発覚が連発しています。
豚足やゆで豚から基準値の約100万倍を超える大腸菌が検出されたや、焼酎にたばこの灰とおぼしき物質が混入したケース、ハンバーガーから黄色ブドウ球菌が検出されるなど、
食の安全にはほど遠いずさんな衛生管理が明らかになりつつある。

食肉加工品の約3分の1が不衛生な状態なのが発覚しました。
日本の消費者庁にあたる韓国の消費者院が発表した衛生実態調査で、ずさんな韓国の食の実態が判明しました。
冷凍の豚足・ゆで豚など、市販されている30製品のうち11品から食中毒の原因菌や大腸菌群が見つかった。

消費者院のプレスリリースによるとヨンウ食品が製造した冷凍食品「骨なし豚足」から食中毒菌が見つかった。
体力のない幼児や高齢者の場合、髄膜炎や敗血症などを発症する恐れがあるほか、妊婦が感染した場合には胎児にも感染し早産や流産の恐れもあるといいます。
さらに、冷蔵・冷凍の豚足やゆで豚など8製品で基準値の最大123万倍にあたる大腸菌群が見つかり、食品の腐敗を引き起こす細菌も基準値の最大270万倍が検出された。
消費者院に寄せられた豚足、ゆで豚などに対する消費者からの苦情と被害届は年々増加しています。

検出されるのは雑菌ばかりではなく、大手酒造メーカーの人気焼酎「ジョウンデー」からたばこの灰とみられる物質が検出され営業停止処分を受けている。
異物が混入しているという消費者からの報告を受け、食品医薬品安全処が調査した結果、異物はたばこの灰とみられ5月に生産された約76万本の焼酎に混入した恐れがあるという。
関係者の話として「リサイクル瓶に入っていたたばがこびりついていた」として十分な洗浄が行われていない恐れが垣間見える。
同社は過去にも、たばこの吸い殻などが混入した焼酎を出荷し問題となっている。さらに今回は食品医薬品安全処が調査した結果、工場で使用する地下水から基準を超える細菌が検出され施設の改修命令も出されている。

韓国では今月に鶏卵から殺虫剤の成分が検出され、全ての養鶏場が鶏卵の出荷中止に追い込まれた。
調査の結果、食品医薬品安全処は全国52カ所の養鶏場が不適格だったと発表し、出荷停止と卵の廃棄を命じたがこうした消費者の安全に関わる事案は食品だけにとどまらない。
女性用のつけ爪やネイル用接着剤を調査し接着剤10製品のうち9製品で、基準値を大幅に超える有機溶剤のトルエンクロロホルムが検出されたほかにもネイルチップ1点から基準値の約5倍の鉛が見つかったと発表している。

食品や日用品の不衛生問題は健康に直結します。韓国のの掲示板では「日本は食品だけは信用できると聞いた。日本が羨ましいい」と嘆く声や
「韓国はなぜこのようなことが繰り返される。新興国でも食品だけはいい加減なことをしない」となどの声が上がっている。

日本でもたまに異物混入問題などで食品メーカーが揺れることがあり、また海外製品のずさんさなども取り上げられるがここまでずさんだと作っている側の人間がどういう心境なのかまったく理解できない。
自分や家族・知人などは口にしたらと思うと平常心ではいられないと思うが、これもまたお国柄なのか、、、

北見尚之