ツッコミどころが満載の架空請求に県警が両断

こんにちわ。北見尚之です。

山梨県警察の公式Twitterで、「架空請求」にだまされないように届いたハガキの内容にツッコミを入れてみたツイートが話題になっている。

よく巷で被害が相次いでいる「消費料金」を請求する書面で、ツッコミどころが満載のものが山梨のとあるところに届いたという。
まずはそのタイトルについて「いつ何を消費した料金だよ」と言いたくなり、続いて「訴訟最終告知のお知らせ」という文章には「腹痛が痛い」になっていて、
書かれた「利用されていた契約会社、もしくは運営会社」の部分についても「一体どんな会社だよ」と重要なはずの情報がないことに対してツッコミを入れています。

他にも「管理番号(わ)***」に対して「リアル感あるけど詰めが甘いな」と内情を知らないとできないツッコミを入れていたり、
不明瞭な原告に「だから一体どこの誰」と当然の疑問をぶつけ、また連絡がない場合は差し押さえを強制的に執行するという文章には「いきなり差し押さえはあり得ねぇだろう」のツッコミを入れ
文末に書かれた「プライバシー保護の為」の文面には「ハガキで送っといて何言ってんだ。お前がプライバシーに配慮してないよ!」と確かにとしか言えないことでばっさりとツッコミで一蹴しています。

今回ツッコミが行われた架空請求は、送り主が「法務省管轄支局」となっていてそんな部署はないという指摘もあり、さらに書かれた住所・電話番号で検索すると容易に「不当請求や架空請求」が上がってくるという。
山梨県警察は、今回の指摘どころ満載の架空請求でも初めて見た人は驚いてだまされてしまう可能性があるとして、詐欺への抵抗力を高めて意識するためにも、今回のような内容を家族など回りに拡散して共有することを促しています。
そして架空請求に書かれた連絡先には絶対に連絡せず、山梨県警察のようにネットで検索して確認したり、分からない場合はすぐに警察に連絡することが最善の対処法です。

とはいえ、こういった架空請求が自分に来たときはびっくりしたものです。ただ、本当によく読み返すとツッコミどこと満載でよくもこんな内容で人を騙そうとしているなと思ったのを思い出しました。

北見尚之