こんにちわ。北見尚之です。
イタリアンファミリーレストランチェーンを運営する「サイゼリヤ」が、
新型コロナウイルスの感染防止対策として発表した食事用マスクが話題を呼んでいるようです。
そのマスクの名は「しゃべれるくん」で、その名の通りマスクを付けた状態で食事したり話したりできるというマスクです。
その「しゃべれるくん」の正体は紙ナフキンで、作り方はまずしゃべれるくんという名の紙ナフキンをテーブルに広げ、
その上に市販の不織布マスクを逆さにして乗せます。その際に紙ナフキンが上に3センチ程度はみ出るようにマスクを置き、
上から3センチ程度はみ出した紙ナフキンを折り返し、下からマスクが半分になるように紙ナフキンと一緒に折り返します。
そしてマスクの真ん中に少し折り目を付けて、その折り目を鼻に充ててマスクのゴムを両耳に掛けれが完成で作業時間は10秒程度です。
見た目はマスクの上の部分から「しゃべれるくん」が垂れ下がっている感じになります。
マスクで口を覆っていないので、飲食も話もできるし咳き込んだりしても「しゃべれるくん」がガードしてくれます。
が、実際は紙ナフキンが口の前に垂れ下がっている状態なので飲食をする際にはお皿の場所や口への持って行き方など少しコツがいりそうです。
その意外な発想に「すごい」や「よく考えた」または流石サイゼだけあって相変わらずの独自の路線感があるなど話題にが挙がっています。
また無防備になる食事中の感染リスクをいかに下げるかこそが重要という評価もあり、この姿を外食では当たり前にしてしまえばいいなど、
このスタイルを通常にすべきといった反応もあったそうです。
何かと気を使ったり神経質になりがちな世の中でちょっとしたアイデアや気遣いが必要なのかもしれませんね。
北見尚之