昆虫食が世界を救う?

こんにちわ。北見尚之です。

世界はこれから爆発的な人口の増加に見舞われ食糧が不足していくのか目に見えています。
約200年前では、人口は10億人未満でしたが、2050年には100億人に達するとも言われてい
ます。

その不足を昆虫でタンパク質を摂取など、昆虫食が密かに盛り上がりを見せています。
その中でウジ虫やイナゴなどを使った代替タンパク質をさまざまな食品に使うことができないか調べて
いる研究者もいます。
最近の研究によると、昆虫食について科学的な研究が進んでおり、約2,000種類が食用になること
が判明しています。

タンパク質の供給をこれからも継続的に維持できる最大の可能性については昆虫と新種の植物にあると
されています。
ある研究者は、野生のニワトリは飼料ではなく、昆虫や幼虫を食べていたので家畜のニワトリのエサに
このウジ虫を混ぜて与えたところ、
その鶏肉の香りや風味また柔らかさなどに何の変化もなかったそうです。

世界的な大規模産業である家畜業界では、穀物に代わる持続可能で環境に優しいタンパク源を求める声
が高まっており、
昆虫やその幼虫は人間だけでなく、家畜のエサとしても大いに役立つ可能性が見出されました。
一方では昆虫を薬として加工している例もあります。

中国には年間60億匹のゴキブリを飼育するゴキブリ牧場があるそうです。
ゴキブリは中国で伝統的な漢方薬の成分で知られており、中国政府は薬としてのゴキブリの効用を認定
しています。
そのため、医薬品のほか、家畜の飼料用のタンパク源としてゴキブリを繁殖させる施設もあります。

将来に食糧危機が訪れたとき昆虫を食べることに抵抗がある人は少なくないと思います。人は先入観に
囚われ必要以上に抵抗を感じてしますのもだからです。
実は、高級エビのロブスターも19世紀の後半までは奴隷や囚人に施される食べ物で貧しい人々のタン
パク源として用いられていました。

近い未来に実は美味しい昆虫や料理による発見がされるのでしょうか、、、自分にはまだ想像がつかな
いですけどね。

北見尚之