こんにちわ。北見尚之です。
一度は購入・利用したことがある人も多いと思いますが、JRグループが先週に2021年度の「青春18きっぷ」を発売すると発表しました。
特に鉄道ファンにとってはおなじみの「青春18きっぷ」ですが、年度ごとにJRグループから発売が告知され1982年の登場から今まで発売されなかったことはありませんが、
本年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、発売が見合わせになるのではとの不安視もありましたが無事販売となりファンとして安堵したのではないでしょうか。
「青春18きっぷ」は、毎年春休み、夏休み、冬休みなどの長期休暇シーズンに合わせて販売される「1万2050円でJR全線が5日間乗り放題」となるお得なきっぷです。
JR全線の普通列車、快速列車が終日乗り放題となり1人なら5日分（5回分）、またはグループ利用で5人で1回といった利用もきます。
「青春18きっぷ」は、販売期間と利用期間が決まっており、「2021年春」は販売期間が2021年2月20日-3月31日で、利用期間が2021年3月1日-4月10日です。
さらに「2021年夏」は販売期間が2021年7月1日-8月31日で、利用期間は2021年7月20日-9月10日となり、「2021年冬」は販売期間が2021年12月1日-12月31日で、
利用期間は2021年12月10日-2022年1月10日となります。
併せて乗れるオプション券もあり、「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」を購入すれば北海道エリア向けた北海道新幹線などにも乗れます。
ただ、青春18きっぷ利用者御用達の、東京駅と岐阜の県大垣駅を結ぶ夜行快速「ムーンライトながら」は残念ながら運行終了が発表されています。
「ムーンライトながら」は長距離移動の強い味方だった列車なので今年度から関東～関西の移動手段が大きく変わりそうです。
東京と神奈川を結ぶ通勤ライナーの「湘南ライナー」は、2021年3月12日で廃止となりますが、東海道本線の静岡地区や名古屋地区で運行している
「ホームライナー」は引き続き運行します。
特に静岡地区のホームライナーは距離の長い静岡県内を特急型電車で通過でき人気の列車ですので、「ムーンライトながら」が運行終了したことで
さらにこの列車の人気が高まるかもしれません。
ホームライナーのほかにも、JR東日本やJR西日本では「青春18きっぷ」で乗車できる観光列車タイプの快速列車も運行も予定されており、
普段の普通列車とは異なる個性豊かな観光車両などにも乗れるのも青春18きっぷの楽しみ方です。
新型コロナウイルスはまだなくなりませんのでもちろん、利用者側の感染症対策意識も必須です。
決して無理せず、密を避け、感染症対策をしっかりした上で外出が今後も求められますが、
緊急事態宣言が明けたら長距離の移動だけでなく近場への旅行や観光列車の乗車などの使い方も楽しみたいところですね。
北見尚之
