MT車乗りのある儀式が話題!?

こんにちわ。北見尚之です。

今でこそ、一般的な自動車の大半がAT(オートマチックトランスミッション)車ですが、昔はMT(マニュアルトランスミッション)車しかなかった時代。
そんなMT車で「必ずこれやる」や「よく分かる。普通にやる」「全く分からん」などの感想や反応の量が見事に真っ二つに分かれる事案がネット上で発生し話題になっいるようです。

投稿された内容は、MT車でエンジン始動前や停止時に行う「ある行動」の様子でシフトレバーを「カコカコ」と右に2回リズム良く動かしています。
このについて、「やるやる」「左右2回派」「教習所で教わった」「MT車の儀式」といった反応が殺到し、投稿した約4秒の動画は約67万回以上再生され、
2万4000以上のいいねを集めました。
一方では、「AT車の人はわからない」などなぜそんなにバズっているのかをいまいち理解できない人との間で感想や意見が見事に分かれています。

そもそもこれの行動自体は、MT車に乗るドライバーがニュートラルであるかどうかを確認するための行動です。
MT車は、シフトレバーが動けば「ギアが入っていない」「ニュートラル状態である」ことが確認できます。
ギアが入ったままエンジンをかける、信号停止の時にクラッチを離したらクルマが動いてしまいます。
大多数のMT車乗りは安全のために、日常的に時に無意識にやることで誤発進やエンストを防いでいます。

近年のMT車は「クラッチを踏まないとエンジンがかからない」のでこの行動は不要といった意見もありますが旧型のクルマは違いました。
習慣として身についている人もいれば、運転免許取得以降MT車には無縁だったとしても「教習所で教わったこと」を覚えていた人も結構多かったようです。

全く分からないは、免許を持っていない人とAT車限定免許の人が占め、MT車の横に乗る機会さえもはや少ないので分からないもの仕方ありません。
AT車が多くなったご時世で見るチャンスとしたら、MT車乗りの知人のクルマに乗る、あるいは路線バスやタクシーに乗ったときなどがチャンスかもしれません。

「やるやる」や「分からない」以外のコメントでも
・10代の頃に隣に女性を乗せる時にいかにクールにシフトチェンジするかを模索してて、編み出したオリジナルのシフトワーク
・運転してて幻の5速(6速)に入れようとした事無いですか
MT車乗りの儀式、私は左右へ1回ずつです。
など、昔の思い出やオリジナルのシフトレバーへのアプローチとか、そういった個々で独自性もあったのが話題のきっかけにもなったのかもしれません。

最近は全く車の運転をしていないので、そろそろドライブがてら運転でもしようかとも思いますが、久々過ぎてMT車だとエンストしちゃいそうです。

北見尚之