松屋の丼メニューランキング1位の定番「牛めし」が統合

こんにちわ。北見尚之です。

とあるアンケート結果で、松屋の丼系レギュラーメニューで最も好きな丼についての結果を発表されました。
定番の牛めし以外にも、ネギやおろしポン酢といったトッピングがかかった牛めしや、厚切りの豚肉をネギ塩で楽しめる豚丼など、
豊富なメニューを提供している中で、どの丼系レギュラーメニューで人気を集めたのか。

このランキングでは「丼系のレギュラーメニュー」とは、公式サイト上にないものや、期間限定メニューは除外となり、
また関東地方など一部地域で販売されている「プレミアム牛めし」と通常の「牛めし」は併売していないことから合算されています。

人気ランキングのTOP3の結果は、第3位は「おろしポン酢牛めし」で定番の牛めしに、爽やかな味わいのおろしポン酢がかかった丼です。
次に第2位となったのは、「ネギたっぷり旨辛ネギたま牛めし」でたっぷりの青ネギと、コチュジャンをベースとしたピリ辛たれに半熟玉子がのった丼です。

そして第1位は、定番の「牛めし(プレミアム牛めし)」で回答の約68%と絶大な支持を受けています。
松屋の定番である牛めしは、牛肉とタマネギをふんだんに使用した一品で、2014年からは関東地方を中心に、
国産タマネギや専用のたれを使用するなどこだわった「プレミアム牛めし」を提供しています。
回答者からは、「シンプルな牛めしが一番好き」「牛肉のうまみを楽しめる」「ボリューム感と味が良い」「シンプルな牛丼が好みです」といったコメントや、
また卓上のソース類で味変を楽しむなど、味変を楽しんでいるというコメントも見受けられました。

そんな中で、松屋フーズは「牛めし」関連メニューの名称・価格の変更を発表し、9月28日14時から「プレミアム牛めし」が「牛めし」に統合されます。
プレミアム牛めしは、これまで主に関東で販売され「牛めし(並)」が320円であるのに対し、「プレミアム牛めし(並)」は380円となります。
メニューの統合に伴い、新しい「牛めし(並)」は380円に。旧「牛めし」提供エリア(290店舗)では事実上の値上げとなります。

名称の変更にあたり、牛めしのタレにも変更があり従来の「牛めし」「プレミアム牛めし」いずれとも違う味になるようです。
また、みそ汁にも変更があるほか、「プレミアム牛めし」に付属していた「黒胡麻焙煎七味」はサービス終了となります。

「プレミアム牛めし」は、従来の「冷凍肉」ではなく、運搬・管理方法を大幅に見直し実現した低温保存の「チルド肉」を使用するとして話題に。
2020年6月からは新型コロナウイルスの影響により、原材料をチルド肉から冷凍肉に切り替えて提供していました。
「プレミアム牛めし」のファンも多いので、従来の「牛めし」「プレミアム牛めし」いずれとも違う味というのが消費者が食べてバージョンアップしてさらに美味しい、
と感じなければ単なる従来の「牛めし」の値上げとなってしまいますね。

北見尚之