今日から全面解除

こんにちわ。北見尚之です。

今日から新型コロナウイルス対策として19都道府県への緊急事態宣言と8県への蔓延防止等重点措置の発令が全面解除まりました。
どの地域にも宣言や重点措置が出ていないのは約半年ぶりとなり、都道府県をまたぐ移動は感染対策を徹底すれば容認され、
飲食店の営業時間延長や酒類提供も条件付きで解禁となりました。
自由な往来や対面での交流が戻り始めたことを歓迎する方も多い中「第6波」への警戒も必要となります。

全面解除に伴い外食大手ワタミは、営業を再開する居酒屋店舗などに関し抗原検査を実施済みと分かるバッジを全従業員に付けて接客を行うと発表しました。
渡辺美樹会長兼社長がオンライン会見を開き「ウィズコロナで店を選ぶ基準は安心。お客さま、従業員ともに安心できる環境整備に努める」と述べています。
ワタミは今日から約350店舗を再開し、店にはサーマルカメラや二酸化炭素濃度を測定するCO2センサーなどを新規導入しグループで月額約1千万円を感染対策に充てるという。

一方では、時間制限を守らない店舗が今以上に増えることが予想され、制限を守る店にとっては非常に不利で苦戦することが懸念されます。
厳しい基準をクリアした店では、4人以内なら制限なしで酒類の提供が可能になる千葉県独自の認証制度など厳しい条件付きの全面解除が望ましい部分もあります。

千葉県内では「認証制度」以外にも政府が示す4項目を満たす「確認店制度」があり、
確認店では「営業は午後9時まで」「酒類提供は午後8時まで」の制限があり県の要請に応じれば協力金が支給される。
また、商業施設は、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の対象から外れるため10月以降には営業時間短縮などを行っても協力金は支給されません。
独自の施策に踏み切った千葉県の熊谷知事は「10月24日までの3週間で感染動向を見極めその後の対応を判断する」と述べ県民らに感染防止対策の継続を求めています。

約半年ぶりのどの地域にも宣言などが出ていないことになりますが、振返るとずっと緊急事態宣言か蔓延防止等重点措置のイメージが強く、
今年に入ってから何もないのは初なのではと思ってしまうくらいです。
感染防止対策の継続しながら、やっと交流や行動も緩和していけますが本当に「第6波」は来てしまうのでしょうかね。

北見尚之