働き方改革で問われるデバイス選び

こんにちわ。北見尚之です。

テレワークが多くなりつつある中で、パソコンやタブレットなど「モバイルデバイス」選びが今後重要になりそうです。
身近なアイテムですが、近年は企業の選択に大きな傾向の変化が起きているようです。
約10年前に「iPad」が登場しタブレットの手軽さや直感的な操作にビジネスでの活用にも期待が高まりましたが、
近年は迅速なタイピングが可能なキーボードが付きで高機能スリムなノートパソコンが主流になっています。

では、デバイス選びに何が重要になるのか。まず、ディスプレーのサイズですが仕事への利用を考えると円滑な起動など機能や性能もありますが、
長時間眺めるディスプレーは作業の快適さや効率を大きく左右します。
ノートパソコンは12~15インチが一般的ですが、利用場面によって使いやすいサイズは異なります。
出張や移動が多かった人は12~13インチなど狭いテーブルや小さな机でも使いやすいが、いま急速に拡大しているテレワークなど自宅での利用が中心と考えると、
14インチ以上の大きさの方が「Excel」の細かなセルの判別やテレビ会議の共有資料の確認がしやすくなる。

次に考えるのが、作業の効率性のキーとなる処理速度や記憶装置またバッテリー容量になります。
キーボードやマウスの操作に対する反応の速さを左右する処理速度は、パソコンの心臓部ともいえるCPUの性能に比例します。
データを保存する記憶装置には、SSDとHDDがあり従来は大量のデータを記憶できるHDDが一般的ですが、
最近は起動時間やデータの読み書きが速いSSDも同等の容量が確保でき主流になりつつあります。
効率的なテレワークを考えるならばSSDの方ががお勧めでまた、SSDよりも処理速度は遅いが、ハードディスクよりも速い「eMMC」という装置もあります。
主にクラウドサービスを利用するネットブックや低価格のタブレット端末などで利用されています。

最後にバッテリー容量は、自宅で電源をつなぐのであれば気にする必要はないですが、移動の多い人は標準バッテリー駆動時間で10時間以上は確保したいところです。

現状ではまだテレワークが中心だが、これから移動が増える可能性がある人はディスプレーはどの大きさが最適かなど悩ましくなります。
ただ、働く環境づくりはアイデアが大切となり例えば、通常は移動が多いが、自宅では大型のディスプレーを使いたい人の「裏技」が大型テレビの活用があります。
最近のテレビでは「HDMI」というケーブルでパソコンと接続するとモニターとして利用でき、テレビ会議など用途によって使い分ければ移動時と自宅での快適さを両立することができます。
働き方が問われるご時世になり、この機会に自分なりのアイデアを考え理想のライフワークを構築するのが必要になってくるかもしれませんね。。。

北見尚之