日清食品 カップヌードルなど3年ぶり値上げ

こんにちわ。北見尚之です。

日清食品が「カップヌードル」などの商品を6月1日出荷分から値上げすると発表しました。
即席のカップ麺「カップヌードル」の他にも袋麺「チキンラーメン」など約180品の希望小売価格を5~12%引き上げるとことです。
全商品の約7割が対象となり、麺の原材料となる小麦粉が高騰しているほか、資材価格や物流費も上昇したため値上げに踏み切ったとのこと。
 
定番の「カップヌードル」(78グラム)の希望小売価格(税抜き)は21円高い214円となり、シリーズの「カレー」や「シーフードヌードル」なども値上げとなります。
袋麺の「チキンラーメン」5食パックは60円高い615円になり、このほかカップ麺の「日清ラ王」や「日清のどん兵衛」「日清焼そばU.F.O.」など人気シリーズも値上げ対象となります。
  
これらの値上げは2019年6月以来の3年ぶりで、日清食品は「可能な限りコスト削減に努めてきたが、自助努力だけではコスト高を吸収することができない状況になった」
と説明しています。

ネット上では、カップヌードルなどの主力商品の突然の値上げ発表直後から、「た、たかい!!!」、「カップヌードルは140円くらいだった記憶があるが、どんどん高くなる」、
「それは厳しいな」、「死活問題」などと、悲鳴の声が続々と上がっています。

ニュースの取材で買い物客からは、「値上がりですか。どこも値上がりですね」、「値上がりされると困っちゃう」、「1人暮らしには負担がかかる」、
「20円も上がるの...。大きいね。わたしは年金生活だから、年金は下がって物価が上がったら、大変です」などの声が上がりました。
さらには、「カップ麺だったら「どん兵衛」が好きでよく食べるから「どん兵衛」の値上げはちょっと困るね」とシリーズごとに根強い顧客おり、その影響度合いは大きそうです。

1971年に誕生したカップヌードル、当時は100円だったとのこと。
時代とともに価格は上がり、3年前には180円から現在の193円になり、2022年の6月出荷分からは214円となる。

食品メーカーの間では、原材料価格や物流コストの上昇を受けて商品を値上げする動きが広がっていて、家計の負担はますます増えそうですね。

北見尚之