マクドナルドが約2割の商品を10~20円値上げ

こんにちわ。北見尚之です。

日本マクドナルドは3月14日から一部の品目で値上げをすると発表しました。
値上げは2019年10月の消費税増税時以来約2年半ぶり。
ツイッターでは「マクドナルド値上げ」がトレンドに入るなどSNSでも話題になっています。
一部商品を10~20円値上げすると発表し、ハンバーガーやチーズバーガーなど約2割の商品が対象となります。

値上げの理由については「昨今の小麦や牛肉をはじめとする原材料価格の高騰や人件費、物流費の上昇など」と説明し、
宅配サービス「マックデリバリー」や「McCafe by Barista」の価格も改定となります。

値上げの主なメニューの店頭価格は「ハンバーガー」が110円から130円、「チーズバーガー」は140円から160円、「マックシェイク」のSサイズは120円から130円になります。
ビッグマック」「マックフライポテト」「ハッピーセット」など、全体の約8割のメニューでは価格変更を行わなが、
それ以外にも対象メニューは「チキンクリスプ」「フィレオフィッシュ」などが値上げになります。

対象メニューを含むバリューセットは、単品価格と同じ金額分値上げになるが、
平日10時30分~14時限定の「バリューセット」(ダブルチーズバーガーてりやきマックバーガーフィレオフィッシュ)は変更なし、
朝マックコンビ価格(ソーセージマフィンチキンクリスプマフィン)も変更なしとなります。
例えば10円の値上げとなるダブルチーズバーガーのセットは640円から650円と10円値上げになりますが、バリューランチセットの価格は550円と変更なし。

日本マクドナルドによると、今回の値上げは、昨今の小麦や牛肉をはじめとする原材料価格の高騰や人件費、物流費の上昇などを受け、慎重に検討した結果だという。
日本マクドナルドは、「引き続き、品質や利便性などのサービス向上と、グローバル規模の原材料調達や、より効率的な物流網の構築といったコスト管理に取り組んでまいります」
などとしている。

他にも値上げを予定しているもののあり、湖池屋はスナック菓子の一部製品について価格を据え置いた上で内容量を減らすと発表し6月6日発売分から実施する。
花王は子ども用紙おむつ「メリーズ」を4月1日出荷分から約10%値上げすると発表、雪印メグミルクは「雪印コーヒー」を15日から税別の希望小売価格を5円引き上げる。
岩谷産業、カセットガス5製品の価格を6月1日出荷分から約15%値上げすると発表、味の素はうま味調味料「味の素」やパスタ入り即席スープなど家庭用製品の計25品を
値上げすると発表し6月1日納品分から出荷価格を約2~13%引き上げる。

いろいろなものが相次いで値上げしているが「ついにマクドナルドですら値上げされてしまうのか」「春休みに直撃!」と今回の値上げ発表に驚きや嘆きの声が上がっています。
2002年の夏にはハンバーガー59円、チーズバーガー79円という時もあり、その時のことに触れて「この頃はどうやって仕入れてたの」と、
低価格路線だったころの仕入れ方法を尋ねる声も上がっています。

値上げは生活に直結することもあり「給料上がらないのに、物価が高くなっていくのは、キツイ」「早く日本経済を立て直してほしい」と物価上昇に対して、
生活水準が上がらないことを指摘する声が上がるのもこのご時世を考えると致し方ないこのなのかもしれません。

生活水準を上げるまたは、いろいろなものの値上げを防ぐには改めて経済を止めずにいることが大事なのかなと思わされる部分もありますね。

北見尚之