楽天モバイルが180日以上利用のない回線を利用停止?!

こんにちわ。北見尚之です。

TVCMや広告で1GBまで0円など打ち出し勢いを伸ばす楽天モバイルが7月1日から、キャリアサービスの契約約款の一部を改訂すると発表しました。
この改訂より、一定の条件を満たす180日間利用のない回線について事前予告をした上で利用停止できるようになるようです。

利用停止の条件は、楽天モバイルの別途指定する1の回線が連続する180日間において全く使用されていない場合となり、
「別途指定する1の回線」は、7月1日時点では「Rakuten UN-LIMIT VI」の1回線目つまり月額0円から利用できる契約のみが該当となります。
月間通信容量が1GB以下の場合、1名義1回線に限り同プランは月額0円となり、全く通信をしなくても契約を維持できる状態で、
「長期間保存」が可能となりいわゆる投資業界などで言う「塩漬け」が可能になります。

しかし、0円で利用する契約者にもコストは発生することから楽天モバイルの三木谷会長は、「どこかのタイミングでやめていただくことになる可能性もあります」と明言しました。

楽天モバイル広報部のコメントでは、電気通信番号の効率的な使用の観点から、このような取り決めを設けたとのこと。
約款の改定で利用停止の対象となる回線の条件を改めると、現行の契約約款では、楽天グループの提供するサービスの利用約款などに停止した場合に、
事前予告をした上で回線の利用を停止する場合があるから今回の改定では、180日間全く利用していない回線も利用停止の対象に加えこの場合も停止前の事前予告はすることになるとのこと。
事前告知の具体的な方法はまだ決まってないようだが、SMSやメールなどを使って通知を想定しているようです。

5月13日に行われた楽天グループの2021年度第1四半期決算説明会では、三木谷社長はRakuten UN-LIMIT VIユーザーにつて通信容量が1GB以下のユーザーは極めて少なく、
もっと多いのではないかと思っていたが、良い意味で数字的には大幅に下回っている一方では、全く使わない「休眠」という人いてこのような全く通信を使わない人については、
どこかのタイミングで強制的に解約することになる可能性もあとコメントしています。

まあよくよく考えると無料でも管理コストなどは発生するから当然そうなるよねって気もしますね。

北見尚之